やくそく
貴方がくれたもの
私は今、愛する人を
手術室におくる。
私は怖くて足が震えていた。
ユウロのお母さん
お父さん
おじいさん
おばさんは
動揺1つ見せずユウロに声をかけている。
口が開かなかった私は
ユウロの唇にそっと
自分の唇を重ねた。
いってらっしゃい。
私は待っている間、
ユウロの病室の散らかって
いるものを かたずけた。
そうすると i Pot のが置いてあった。
『―遺書―』
『優菜へ…。』
それを聞くとユウロの声が聞こえた。