やくそく
優菜へ
いつもそばにいてくれて
ありがとう。
俺は、優菜といれて楽しかったです。
今日の手術は、
これから俺がまだ生きれるか
逝ってしまうかの手術だそうです。
きっと俺はこれを書かなければ後悔してしまうので書きます。
これから
優菜は
また好きな人をつくって、
また恋に落ちて
俺なんかの事を忘れて…
そして
幸せになってください。
ユウロの声は
これまでにないくらい 震えていて、
ユウロは
喋りながらヒクヒク言ってた。
優菜。俺は優菜の事を
愛してました。
愛する人を待つ事しかできない私は
ここにいれる資格など無いのかもしれない。
涙が…とまらないー…。
ユウロ?
ユウロ?
ユウロ?
ユウロー…。
「…優奈さん。」