やくそく
それでも好き。
「ユウロ君…目どうしたの?」
「あぁ…これ?
俺、目ぇ見えないんだ♪」
私は…明るく振る舞っている
ユウロ君が、
すごく大人に見えた
「あ!!俺、病室にいかなきゃ」
「私っ 付き添います」
また彼は私と出会った時のように
微笑みを浮かべ
「ありがとう」
と言ってくれたのだった。
これだ。
きっと私は、顔がカッコイイからとか
そんな考えぢゃなかったと思う。
私は、この笑顔が好きで
この笑顔を見に
ここへ来たんだ。
10月 19日
私は彼に本気で恋した。
私の初恋記念日