午前0時のシンデレラ
第3章「シンデレラと眠れる王子の、恋の行方は…」
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三枝に言われたように、試しに彼女にメールを送ってみた。
返信はしばらくして届いて、
『承知しました』
とだけ、書かれていた。
「……素っ気ないよなぁ…」
また落ち込みそうにもなって、両手で頭を抱えた。
「……三枝じゃないが、自分でも笑えるっつうか……」
彼女の攻略法がどうにもわからなくて、どうすればいいのか答えも見つけられなかった。