梅が咲いたら
泊まりの日。

いつものように支度をして、彼が待つ部屋へ向かった。

「失礼いたします。」

彼は布団の横で、正座していた。

私が、よろしくお願いいたしますと言う間もなく、布団に優しく押し倒された。
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