恋の法則〈+〉
俺らを試してんのか?

なら......

「分かった、檻から抜け出そうぜ?困んねぇよ、姫の願いなら叶えなきゃな?」

確かに無茶があるけど、このままここに居たって良くはなってない
諒汰の話じゃ食事もろくに取らなければリハビリにも応じないって

華「え?」
少し不安そうな表情を浮かべる

「大丈夫。姫がしたいことをして戻ってくればいいだろ?少~し抜け出すだけだ。後の責任は俺がとってやる」
なんて強気に言うけど華音の身体は心配

翔「俺も手伝うわ」
星「何バカな事言ってんだよ?負担は全部華音ちゃんに掛かるんだ」

俺の胸ぐらを掴む星夜

星夜と意見が割れるのは初めて

華音は俺らのやり取りを黙ってみている
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