* Wonder-room…No.7 *

同居生活1

「寧々 お前風呂入れよ。あっそれとも 前みたいに 一緒に入るか?俺全部洗ってやる。いや 洗いたい…洗わせてくれ。」

いやいや…一緒に入ってないし。前は 寝てる間に 無理やり風呂場に連れ込まれて 洗われただけだからね…

「お兄ちゃんのエッチ…もうダメだからね。裸とか見ちゃダメ。寧々一人で入るからね」

急いで バスルームに入って シャワーを浴びた。

私が出て 直ぐに兄もシャワーをして、上がって来た。

やだ‼お兄ちゃん…

「お兄ちゃん、上に服を着てよ。」

「寧々、お前 俺の裸でドキドキしてるのか?もしかして触りたいとか?寧々なら、触り放題だぞ…いや、寧ろさわってくれないか?」

また そっちに話が…

「やだやだ…お兄ちゃんには触りません。早く服着ないと 私口聞かないよ…」

これ位言わないと ダメでしょ…

「寧々のケチ…俺の触らす代わりに 寧々の事 触り放題しようと目論んでたのに…ちぇっ…」

もぅ、お兄ちゃんと話していると頭おかしくなる…今日は朝から 動き回ってたし疲れたから早く寝たい

「寧々、もぅ寝るね。お兄ちゃんおやすみなさいなさい」

歯を磨き ベッドに横たわる。5分としない内に布団がめくられ、兄が横に入って来た

「寧々との初夜。どうする?優しくされたい ?厭らしくされたい?それとも 激しくされたい?」

は?初夜とか 訳わかんないし…
そもそも 同棲じゃなく同居だし…色々間違っている兄に 突っ込む間もなく 私は夢の世界へ 真っ直ぐ入って行った…
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