* Wonder-room…No.7 *
久しぶりにマンションに来た…

先ずは やっぱり愛斗さんに挨拶からでしょ?

コンコン…愛斗さんのドアがを叩くけれど 部屋には居ないのか、出て来ない

確かに いつも愛斗さんが管理人以外の仕事や何をしているのか 聞いた事もなかった

仕方なく カフェテリアに行き 誰かが帰って来るのを待つ事にする

「///あ~ 寧々。会いたかった…」

大翔さんだ。目敏く私を見つけ 抱き締められる…

「///寧々痩せた…ご飯食べてる?ねぇ どうして 出て行った?」

沢山の質問をされる

「私ね 本当の独り暮らしをしたかったの…私がお嬢様だって事は知ってる?」

「愛斗さんから 聞いた…」

「そう…何もかも与えられるばかりで、自分で生活したかった…ここだと 前の生活と変わらないから不満だったの…」

「寧々は 今幸せ?」

「ん~。多分人が思うより 幸せ///」

大翔さんに向かい 笑顔で答える

「///寧々、可愛い。好き…」

ちゅっと頬にキスをされた…

はっ…として 大翔さんから離れた

「///唇は 誰のもの?」

「秘密///」

「俺じゃない。残念…」

大翔さんは 肩をガックリしながら、部屋に戻って行った…




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