* Wonder-room…No.7 *
椅子に座りぼお~としていたら

後ろから抱き締められ 声優ボイスで囁かれる

「寧々やっと会えた…俺と会えなくても 寧々は平気なのか?」

耳元で 唇をたまに掠めて喋るのは やめて欲しい…

「///輝相変わらず イケメンvoiceだね…」

「寧々 俺の声好きだろ?」

何でわかるの?私話したっけ?

「そんなの簡単…寧々の事は よく見てるから…」

嘘…じゃあ 輝君にはバレバレなんだ…

「輝君ごめんね…」

「先回りで話すとか 寧々にはやっぱ敵わない…」

ぎゅっと腕に力を込めて 強く後ろから抱き締められた

「///はぁ~手に入らないってわかってんのに 欲しいって…どんだけだよ…」

うなじにキスをされて はっとする

「これぐらい いいじゃない?寧々お嬢様///」

「えっ輝君?私がお嬢ってわかってたんだ…」

「勿論…空気感が違うから…」

空気感?輝君は時々わからない…

「寧々の事好きだから余計だよ…だけど寧々が好きなのは 俺じゃないだろ?…残念だけど仕方ないか…」

意味深な言葉を残して 輝君が部屋に戻って行った…
< 116 / 138 >

この作品をシェア

pagetop