* Wonder-room…No.7 *
案外 お兄ちゃんは私を容易く解放してくれたので、肩透かしを食らう

まぁ、お兄ちゃんがごねたとしても、愛斗さんを好きだと思う気持ちは変わらない

社長である父は 特に 愛斗さんの話をしても 反対はなく 静観である…

「姫、無事に帰って来れて何より…で奏夢は元気?」

「あの、まさか私の報告1つで、そんな大層な話にはならないと思うんですけど、違うの?」

「甘いね、姫は…今日は夢でも見てるかの行動で、明日から崩れるよ、間違いなく…」

どんだけお兄ちゃんの事を理解してるの この人…まさか!私の心の中も 丸見え状態?

///きゃあ…

「そこまでわからないから 心配するなよ」

「///!?」

煌さん、あなたを好きにならなかった私は…多分きっと正解だったと思いたい…

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