* Wonder-room…No.7 *
館内の1つの部屋に通される

係りの人にヘアメイクをしてもらい、アクセサリーを装着される…

全身鏡で見る姿は…これって…
バタンと扉が開き、愛斗さんの登場…

「愛斗さん…私…」

「///寧々、綺麗だ…」

ギュッと抱き締め 軽くキス…

「ねぇ やっぱり突然過ぎない?」

「いいんだよ…お前以外 みんな知ってるしな…」

はい?だからか…お兄ちゃんの隠し事って これだったんだ…

「俺は ちょっと最終チェックしたいから 後でな、寧々…絶対何があっても逃げんなよ///」

逃げるって何処へ?
もうあなたに囚われているというのに…

コンコン、ガチャ

「お兄ちゃん…」

「///寧々…綺麗過ぎて お兄ちゃんどうしょう?」

「///お兄ちゃん、ありがとう」

「寧々、お兄ちゃんと世界の果てまで逃げようか?」

これがあるから、愛斗さん逃げるなよって 言ったんだ…

「ダメだよ。寧々はずっとお兄ちゃんとは兄弟で離れる事ないんだから…」

「寧々 キスしていい?お兄ちゃんと最後のキス…」

「うん、お兄ちゃん大好き!」

チュッとお兄ちゃんと唇と唇のキス…

「寧々、俺も寧々が大好きだよ。ありがとう。」

「さあ、時間だよ…行こうか?寧々姫」

扉の向こう側の世界に足を踏み出した…
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