* Wonder-room…No.7 *

誰の仕業?

朝日が眩しい…
誰かに抱きしめられながら目覚める朝。

やっぱりね…
輝君に しっかりとホールドされている。

それにしても、神様は不公平だ…

爽やかな顔のイケてる男子に対し 普通のレベルの平凡女子…どうして こんなに差をつけちゃうの?

もう少し 私だって可愛かったら、スタイルだって良かったら、世界が180度位 違っていたかも知れない…

無い物ねだりばかり考えても仕方ない。今日は仕事もお休みだし、買い物にでも出掛けよう。

ちょっとお洒落して、普段は殆どしない化粧と 髪も巻いて気分転換しに行こう!

気分はちょっとした事で直ぐに上昇。私って 案外悩みがない?お気楽な人生 これから送れるかも!

今は輝君の腕から どうやって抜け出そうかが 今の所の悩みという…う~ん。

こんな時 誰か私の部屋に入って来てはくれないかな?

No.1~6の人…どうか私の願いを 速攻叶えて下さい…




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