* Wonder-room…No.7 *
流石にそんなウマイ話はないかな~

バターン 扉が開き、愛斗さんが…

やだ、本当に来た。
この建物…違った意味で ヤバいかも?
盗聴機とか監視カメラとか付いてる?

「ほらほら寧々、休みだからって、朝ご飯はちゃんと食べないとね♪」

「あれあれ~輝君。何してるのかな?勝手に寧々に手を出したりしてないかな?」

「愛斗さん、ぼ、僕…ごめんなさぁ~い。」

ビクッ。私は見た。あの人怖い…輝君にしか見せてない顔を…私は見ちゃった。絶対逆らっちゃだめ。絶対服従の訳が、言葉以上に、守らないといけないと。

「愛斗さん。助かりました。今からカフェテリアに行きますね。」

「寧々、ちょっとお前の装い刺激的過ぎるから、着替えてから降りて来い。俺の為だけなら、ウェルカムだけど。また今度よろしく~♪」

「寧々ちゅわ~ん。せ、せっかくの可愛いいお洋服なのに。残念。でも、お、お着替え僕が 手伝ってあげる~ぅ♪おいで…」

丁重にお断り。早く、自分の部屋に速やかに帰って欲しい。目で訴えたが、届かず。

「今度は、俺の部屋でイチャイチャしようか?」
耳元で囁かないで、声優バージョンはやめて。お願い…
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