* Wonder-room…No.7 *
部屋に入ってまずする事は…

「姫 こっち来て。」

王子君臨…抱きしめてキス~
う…ん?今日長くない?あの…これ舌?

「はぁ…姫のキス癖になる!あっやっぱり この唇ヤバい。もう一度…姫ほらっ…」

王子スマイル キラッ☆
私は煌さんには弱いんです。困った事に…
キスで脳が熔けそうです…


「さてと、いつ奏夢のお呼びが来るかわからないから、サクッと仕事しとこうか?」

「…ですよね。」

さっきの甘い人は何処へ?
鬼出現…煌さん怖いです、あなたが…

大量の資料を机に積まれ、これ全部 今日中に目を通せと鬼が指示する。

「今日はまだ余裕だよ。明日から関連会社に挨拶。夜は会食、ハードなスケジュールに姫ついていけるかな?」

クスクス笑う煌さん。何で笑ってるのか 意味不明だから…

「弱った姫 たまんなく可愛いだろうな…」

何か呟いていた煌さんだけど、私は一心に書類に目を通す作業に集中して 聞こえてなかった…


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