* Wonder-room…No.7 *
「姫そろそろ うるさい奏夢が暴れそうだから、部屋へ行こうか?」

今時間は11時半過ぎ
流石煌さん 仕事の鬼は計算高い。

奏夢兄…ちゃんと仕事してよ。
部下に示しがつかないじゃない!

トントン…
「遅い!待ちくたびれた寧々。煌は下がって。寧々と二人の時間堪能したいから。」

はい?話をするだけなんだけど…堪能とか、色々おかしくない?

「ハハ…昼過ぎたら 姫を迎えに来るから。奏夢堪能はそれまでだ。」

どっちが上司?という位、威厳とか 副社長としてのプライドはないのかな?奏夢兄は…

「姫…後で迎えに来るからね♪」

キラースマイルをおみまいされ、ヘロヘロな私は こっちの大きな子供の面倒まで…

体と精神力とが もう持ちません。
癒しを…誰か私に癒しを下さい。
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