* Wonder-room…No.7 *
俺が先に入っていると、寧々が入って来た

…胸あるじゃないか…ヤバい…

「奏夢兄、私小さいでしょ?」

胸を突き出して 俺に見せる寧々。
おい、それはだめだろ?俺の別の生き物がドクンとなる

「寧々胸あるじゃん。それより体冷えてるだろ?早く湯船に入れよ」

寧々が湯船に背中を向けて入って来た。動揺している俺は 自分を誤魔化し 何とか耐える。

「ねぇ奏夢兄 男の人ってやっぱり胸が大きい人が好きなんでしょ?」

後ろ姿の寧々が俺に聞いてくる
俺は 後ろから寧々を抱きしめてしまった…

「寧々聞いて…好きになったら 胸あるなし関係ないんだよ。体が好きじゃない。全てが好きだから、気にしなくて大丈夫だよ…」

俺 お前が好きだから…
モラルを越えてでも…
今触りたい…

首筋に優しくキスを落とす…
はぁ…寧々の甘い匂いが強烈にする。

今日ほど、自分の行動が
信じられない日はなかった…
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