* Wonder-room…No.7 *
俺は帰社して、副社長に報告をする。包み隠さずに 全て見て来た事実を…

「犯人は親父か?俺から寧々を離し 今まで俺が邪魔して、寧々の側に男を寄せ付けなかったからか?」

「社長から何か お話しはありましたか?」

副社長に聞いてみた。

「5年前に考えがあるとしか聞いていない。」

それならば…社長は 時が来るのを待っていたのか?寧々さんが大人になり、自分の意思で考え 行動するのを…

流石社長。策士だ…
どんな手を使ったのかわからないが、あのマンションに、よくも集める事が出来たな。

しかも、みんな顔面偏差値
レベル超高い。

寧々さんも美人さんだし、モデルのオーディション会場か?

で、最終はどうするんだろ?
待てよ…ってなると、副社長は大丈夫なんだろうか?

寧々さんの未来の婿候補となると、辛いのは副社長。今以上に塞ぎ込まれたら 会社の危機にさえなる。

恐ろしい女。寧々さんは…どんな女性なんだろうか?
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