* Wonder-room…No.7 *
結局、父からあの後に電話があり、車で父の運転手さんに迎えに来てもらった。

「瀬野さんと、乃愛さん。ありがとうございます。迎えが来るので これで失礼します。」

「ホントに大丈夫?車なら無事に付けるよね。お姉さん、危なっかしいから気を付けた方がいいですね。特に僕の兄には要注意ですからね!」

「あの…また彼女さんと一緒にマンションに遊びに来て下さいね!」

はぁ…美男美女いいなぁ…目の保養になったなぁ。

車が来て、ホテルに着いた。
レストランに付くと席を案内してもらう。席には父と もう一人男の人が座っていた。

「お父様…何で?どういう事ですか?」

今日は父と 二人だけの夕食だと思っていたし、まさか…父の隣にいるこの人と ご飯を食べるなんて…信じられない事だった。



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