* Wonder-room…No.7 *
一番厄介で 部屋に入ったらヤバい人の前に来た。No.5の煌さん。気持ちをしっかりと持って…

コンコン…
ガチャ

「え?姫どうしたの。俺を襲いにでも来た?」

クスクス笑いながら 部屋に促された。
やっぱり大人な煌さん。スマートに 自然にソファーに座らされて お茶を出してくれる。

部屋もモノトーンで、煌さんイメージそのもので完璧だし、王子は何処までも王子だった。

「で、何の話かな?姫…」

「煌さんは私との未来は考えられる?」

「この前も話した通りだよ。俺は姫と一緒になりたい。つまり結婚も考えているって事」

「付き合ってもいないのに、いきなり結婚とか考えられるの?」

「ああ…それは相性とかの話?」

違うし…何でそうなるの?ドギマギしていると

「ハハ…姫慌て過ぎ…でも俺が言ってる事は大事な事だよ。相性は重要、なんなら試してみる?」

「///…誰と相性が一番合うか 試してもいいの?」

「…///」

煌さんを黙らせてしまった…

「今日はこれにて、失礼します…ここにいちゃ 私の身が危険なもので…おやすみなさい!」

危険地帯を自ら逃げて 回避したのであった…


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