運命
朝の光で目が覚めた…
あれから何日も抱かれ続けた
私の身体は、統満の独占欲の証でいっぱいだ
それすらも愛おしいと感じてしまう私は
相当統満に溺れているのだと思う…
でも…でもね?
付けすぎだと思うのよ…もうね
水疱瘡みたいになってるのよ…
誰かに見られるわけじゃないけど
流石に恥ずかしいわ…


「ん…想嬉?」

「チュッ)おはよう?統満」

「足りねぇ…もっと」

「えっ?…んっチュッ」

「はぁ…甘い、な?」

「バカ…」


朝から盛り上がりすぎよね…
でも…嬉しい…

「フッ…飯食うか?」

「私作るわ…っ!?」

えっ?足力入らないし
腰痛い…
倒れる…!?

「あぶねっ!………バカが」

「統満」

「どんだけ抱いたと思ってる…
明日までは多分立てねぇぞ…」

うそ……
っ/////恥ずかしい…

「統満…だっこ」

お風呂入りたいし
連れてってもらおう…
重いとかは聞かないから!

「ん?…風呂か?」

「うん」

「一緒に入るか…」

「はい…?いやよ?」

一緒とか…なにそれ
新手の拷問かしら?
私…恥ずかしさで死ねるわ

「チッ……よっ!と
………お前」

「…やっぱり重い?」

お風呂明日にすれば良かった?
やっぱり重いのかな?

「逆だ…抱いてる時細いとは思ってたが
全然重くないってかむしろ軽いぞ…」

「そう?」

「ったく…心配するだろうが」

統満が不安そうな顔で抱きしめてくる
あの人がいたらご飯食べれなかったし
もともとそんなに食べないしなぁ

「…今日からちゃんと食べる
だから…そんな不安そうな顔しないで?
ごめんね…統満、好きよ」

「ん…」

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