運命
お風呂からあがって
統満にリビングまで運んでもらう
統満はご飯作れないみたいで
出前が取られていた
「統満…流石に1人で座れるわ…」
「あ?」
さっきから私を抱っこしたままだけれど
腕、痺れないのかしら?
それに…
「私を抱っこしたままじゃ
統満、ご飯食べられないじゃない」
「……食わせろ」
「もう…」
そんな俺様な所もかわいく見えてしまう
しょうがないから食べさしてあげることにする
「美味しい?」
「……」
「とーま?」
「食い物を美味いと感じたことなんてねぇ
食えればいいからな…」
「そうなの?……でも美味しいって感じたら
すごく嬉しいのよ?」
「そうか…でも感情がねえんだ」
美味しいって分からないなんて
寂しくてつまらないわ…
「私が作るものも食べてみて?
統満を思って作るから…きっと美味しいよ」
「楽しみにしてる」
「うん!」
何を作ろうかしら?
基本的に私はなんでも出来てしまうから…
嫌味っぽくなるかな?
でもしょうがないじゃない?
出来ないとあの子たちを育てられなかったもの
あの子達…元気にやれてる?
姫歌にわたしたお金がどれだけ持つか分からない
「統満…優心と優希はいつまで安全?
姫歌のお金はいつまでもつ?
あの子達はっ!ほんとに大丈夫っ?」
「大丈夫…まだ大丈夫だ…
心配すんな…あの双子は星夜組が引き取る
お前の家が引き取るから…もう少しだけまて」
「星夜組が?………それって大丈夫なの?
あの人が許さないんじゃ…」
きっとお義母さん…あの人は許さない…
お父さんへの執着が凄いから
お母さんが生きてることを知ったら
何をするか分からないもの
「紫暮組と星夜組に盾突く奴らは
相当のバカか覚悟があるヤツらくらいだ
それくらい俺達の組は強い…
だから心配すんな…
そうだな……1週間…いやあと3日だ」
3日?なんのこと?
「なに?」
「会えるようになる…
お前も1度顔見せだな…」
つまり、3日後にあの子達に会える
けどそれは星夜組に行くということ…
私の顔見せと婚約の発表…
ってことは統満の両親とも会うってこと?
統満にリビングまで運んでもらう
統満はご飯作れないみたいで
出前が取られていた
「統満…流石に1人で座れるわ…」
「あ?」
さっきから私を抱っこしたままだけれど
腕、痺れないのかしら?
それに…
「私を抱っこしたままじゃ
統満、ご飯食べられないじゃない」
「……食わせろ」
「もう…」
そんな俺様な所もかわいく見えてしまう
しょうがないから食べさしてあげることにする
「美味しい?」
「……」
「とーま?」
「食い物を美味いと感じたことなんてねぇ
食えればいいからな…」
「そうなの?……でも美味しいって感じたら
すごく嬉しいのよ?」
「そうか…でも感情がねえんだ」
美味しいって分からないなんて
寂しくてつまらないわ…
「私が作るものも食べてみて?
統満を思って作るから…きっと美味しいよ」
「楽しみにしてる」
「うん!」
何を作ろうかしら?
基本的に私はなんでも出来てしまうから…
嫌味っぽくなるかな?
でもしょうがないじゃない?
出来ないとあの子たちを育てられなかったもの
あの子達…元気にやれてる?
姫歌にわたしたお金がどれだけ持つか分からない
「統満…優心と優希はいつまで安全?
姫歌のお金はいつまでもつ?
あの子達はっ!ほんとに大丈夫っ?」
「大丈夫…まだ大丈夫だ…
心配すんな…あの双子は星夜組が引き取る
お前の家が引き取るから…もう少しだけまて」
「星夜組が?………それって大丈夫なの?
あの人が許さないんじゃ…」
きっとお義母さん…あの人は許さない…
お父さんへの執着が凄いから
お母さんが生きてることを知ったら
何をするか分からないもの
「紫暮組と星夜組に盾突く奴らは
相当のバカか覚悟があるヤツらくらいだ
それくらい俺達の組は強い…
だから心配すんな…
そうだな……1週間…いやあと3日だ」
3日?なんのこと?
「なに?」
「会えるようになる…
お前も1度顔見せだな…」
つまり、3日後にあの子達に会える
けどそれは星夜組に行くということ…
私の顔見せと婚約の発表…
ってことは統満の両親とも会うってこと?