運命
統満side

今日はなんか予感がしてたんだ
何かが起きる…俺にとって大事なことが

「は?!まじかよ!
統満なんかに掴まれ!!」

キキッ―――――――――!!!
痛てぇ
なんだ?

「あ?なんだ?」

「っくそ!女が飛び出してきた!」

「は?女?轢いたのか」

轢いたとしたらめんどくせぇな
処理がダリィ

「いや、ギリで避けたけど倒れてる」

俺は外に倒れてる女に目を向けた…
そして知る…予感が当たったことを







「ククッおもしれぇ……みつけた」

「統満?お前何言って」

「蓮琉(はる)女を連れて帰る…手配しろ」

「は?」

俺は女に近付いて抱きあげた……
その時電流がながれたみたいに
身体が震えた…
やっとみつけた…おれの…俺だけの唯一
俺の渇きを潤しそして依存に導くもの
依存は俺が今までなった事がねぇ領域
何かにハマる…それが分からない俺が
きっとこいつにはハマる…
俺は口角を上げながら車に乗り込んだ
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