年下属性はありません!
そして
5月2日,二回目のファミレス相談会の日
私がファミレスに着いたときにはすでに店の前で和也君は待っていた。
身長はまだ伸び切っていないので,大人の男性よりも低いが,足が長くバランスが良い。
スポーツをやっているせいか,細くて姿勢もいいので,遠くから見るとなんだかキレイで見とれてしまった。
と,そんな私に気づいて和也君が近づいてくる。
「お待たせ。昼間は暑いね~。ゴールデンウィークどっか行った?」
もしや美樹ちゃんとデートとかしてない?私は探りを入れた。
「爺ちゃん家に行きました」
「そっかそっか,遠いの?」
「山の中っす」
ほっとしている私がいた。そんな話をしながら,店内に入る。
「お昼まだだよね?好きなもの頼みなよ。私も何食べようかな」
「今日は払いますよ」
「中学生がそんな心配しなくていいの。稼ぐようになってから言いな」
和也君は頭をぺこっと下げて,メニューを選んでいる。
私はドリア,和也君はとんかつ定食を注文して,ドリンクバーを取ってきて一息ついた。
「で,今日は何の相談?」
私が切り出した。
「これ」
和也君がそばに置いてあったビニル袋を取り出して渡してきた。
「ん?これ?」
イルカの絵が描かれたクランチチョコの箱だった。
「爺ちゃん家の近くに水族館があって,お土産です」
お土産!!!
「今日はそれを渡したくて誘いました」
か,かわいい・・・・
そっかー私のためにお土産買ってくれたんだ・・・・
5月2日,二回目のファミレス相談会の日
私がファミレスに着いたときにはすでに店の前で和也君は待っていた。
身長はまだ伸び切っていないので,大人の男性よりも低いが,足が長くバランスが良い。
スポーツをやっているせいか,細くて姿勢もいいので,遠くから見るとなんだかキレイで見とれてしまった。
と,そんな私に気づいて和也君が近づいてくる。
「お待たせ。昼間は暑いね~。ゴールデンウィークどっか行った?」
もしや美樹ちゃんとデートとかしてない?私は探りを入れた。
「爺ちゃん家に行きました」
「そっかそっか,遠いの?」
「山の中っす」
ほっとしている私がいた。そんな話をしながら,店内に入る。
「お昼まだだよね?好きなもの頼みなよ。私も何食べようかな」
「今日は払いますよ」
「中学生がそんな心配しなくていいの。稼ぐようになってから言いな」
和也君は頭をぺこっと下げて,メニューを選んでいる。
私はドリア,和也君はとんかつ定食を注文して,ドリンクバーを取ってきて一息ついた。
「で,今日は何の相談?」
私が切り出した。
「これ」
和也君がそばに置いてあったビニル袋を取り出して渡してきた。
「ん?これ?」
イルカの絵が描かれたクランチチョコの箱だった。
「爺ちゃん家の近くに水族館があって,お土産です」
お土産!!!
「今日はそれを渡したくて誘いました」
か,かわいい・・・・
そっかー私のためにお土産買ってくれたんだ・・・・