年下属性はありません!
「和,ちょっといい?」
俺が木村先生とおっさんを見張っていると松井が声をかけてきた。
「ん?」
普段通りに振る舞っているが,俺は今忙しい。
しかも俺は,女子の中でもトップクラスにこいつが苦手だ。
一年の頃からからんできて,俺が何かしたわけでもないのにいつも文句や悪口を言ってくる。
話しているとバシバシ叩かれる。
結構痛い。
そう言えば前に,松井の性格を知らずに,好きになってしまった奴がいた。
俺と松井が仲がいいと勘違いしたそいつは,ラブレターを松井に渡すように俺に頼んできたのだ。
そこそこそいつと仲が良かった俺は断りきれず松井に渡した。
かわいそうにそいつは松井にこっぴどく振られ,なぜか松井はしばらく不機嫌で俺に八つ当たりしてきたのであった。
なんでだよ,俺何も悪くねぇし・・・
「和,見てよ。消しゴム早速昨日買ったんだ~」
あぁ,そういやアニメキャラの形した消しゴムに興味持ってたな。色違いの真新しい消しゴムが松井の筆箱の中に入っている。
そんなに気に入ったのか。
「でさ,ちょっとそこのコンビニまで行かない?」
「なんで?」
「喉乾いたの。一人で行くの寂しいじゃん」
「梅原は?」
梅原は松井といつも一緒にいる女子だ。今もそこで勉強している。
「梅子は宿題忘れたから今一生懸命やってるんだって。ねぇ,行こうよ」
「まぁ別にいいけど」
いいけど,俺は飲み物買って来たし,用ないんだけど。
俺が木村先生とおっさんを見張っていると松井が声をかけてきた。
「ん?」
普段通りに振る舞っているが,俺は今忙しい。
しかも俺は,女子の中でもトップクラスにこいつが苦手だ。
一年の頃からからんできて,俺が何かしたわけでもないのにいつも文句や悪口を言ってくる。
話しているとバシバシ叩かれる。
結構痛い。
そう言えば前に,松井の性格を知らずに,好きになってしまった奴がいた。
俺と松井が仲がいいと勘違いしたそいつは,ラブレターを松井に渡すように俺に頼んできたのだ。
そこそこそいつと仲が良かった俺は断りきれず松井に渡した。
かわいそうにそいつは松井にこっぴどく振られ,なぜか松井はしばらく不機嫌で俺に八つ当たりしてきたのであった。
なんでだよ,俺何も悪くねぇし・・・
「和,見てよ。消しゴム早速昨日買ったんだ~」
あぁ,そういやアニメキャラの形した消しゴムに興味持ってたな。色違いの真新しい消しゴムが松井の筆箱の中に入っている。
そんなに気に入ったのか。
「でさ,ちょっとそこのコンビニまで行かない?」
「なんで?」
「喉乾いたの。一人で行くの寂しいじゃん」
「梅原は?」
梅原は松井といつも一緒にいる女子だ。今もそこで勉強している。
「梅子は宿題忘れたから今一生懸命やってるんだって。ねぇ,行こうよ」
「まぁ別にいいけど」
いいけど,俺は飲み物買って来たし,用ないんだけど。