人間発注書
「秋夜がほしいって言ってたって伝えたら、撮らせてもらえた」
「えっ!?」
驚いてミホコを見る。
ミホコは呆れ顔のまま「そんなワケないじゃん。クラスの集合写真だってさ」と、言った。
一瞬にして天国から地獄へと突き落とされた俺はガックリと肩を落とした。
そんなことだろうと思っていた。
少し画像が荒くなっているから、クラス写真の瑠菜の部分だけをアップにして撮ったんだろう。
「でも、これでおあいこね?」
そう言うミホコの頬が少しだけ赤らんだ。
新人との事を言っているのだろう。
「まぁ、いいけど」
俺はブツブツ言いながら待ち受け画面に瑠菜の写真を登録した。
「っていうかさ、夏休みに瑠菜も誘えばいいのに」
「な、なに言ってんだよ!」
俺たちが予定しているのは海の近くのロッジで一泊して、海水浴に花火にバーベキューを楽しもう!というものだった。
「えっ!?」
驚いてミホコを見る。
ミホコは呆れ顔のまま「そんなワケないじゃん。クラスの集合写真だってさ」と、言った。
一瞬にして天国から地獄へと突き落とされた俺はガックリと肩を落とした。
そんなことだろうと思っていた。
少し画像が荒くなっているから、クラス写真の瑠菜の部分だけをアップにして撮ったんだろう。
「でも、これでおあいこね?」
そう言うミホコの頬が少しだけ赤らんだ。
新人との事を言っているのだろう。
「まぁ、いいけど」
俺はブツブツ言いながら待ち受け画面に瑠菜の写真を登録した。
「っていうかさ、夏休みに瑠菜も誘えばいいのに」
「な、なに言ってんだよ!」
俺たちが予定しているのは海の近くのロッジで一泊して、海水浴に花火にバーベキューを楽しもう!というものだった。