人間発注書
「俺は秋夜。こっちは伸紀」
「どうやって、この場所を見つけたの?」
少年の声が少しだけ震えている。
怖いのかもしれない。
「知っている人に聞いて来た」
「そっか……」
少年はそこまで言うと、部屋へと足を踏み入れた。
テーブルに置いてある漫画を手に取り、それを本棚へと片付けた。
少年はこのためだけに部屋へ戻って来たようだ。
「この施設の事を知っている人なんて、限られてるでしょ」
少年は俺たちへ向き直り、そう聞いて来た。
「あぁ、そうだな……」
「この施設の事を口外することは許されない。ここへ入った時にそう教えられるんだ」
「そうだったのか」
「どうやって、この場所を見つけたの?」
少年の声が少しだけ震えている。
怖いのかもしれない。
「知っている人に聞いて来た」
「そっか……」
少年はそこまで言うと、部屋へと足を踏み入れた。
テーブルに置いてある漫画を手に取り、それを本棚へと片付けた。
少年はこのためだけに部屋へ戻って来たようだ。
「この施設の事を知っている人なんて、限られてるでしょ」
少年は俺たちへ向き直り、そう聞いて来た。
「あぁ、そうだな……」
「この施設の事を口外することは許されない。ここへ入った時にそう教えられるんだ」
「そうだったのか」