人間発注書
電話
今日の晩御飯も含めて一通り買い物を終えて民宿へ戻って来ると、もう暗くなり始めていた。


途端に意識がぼんやりとしてくる。


今までずっと気を張っていたから頑張れていたけれど、夜になって途端に脱力してしまった。


部屋に戻った俺は座布団を枕にしてそのまま寝転んだ。


「悪い、少し寝るよ」


俺はミホコにそう声をかけて、短い眠りにおちたのだった。
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