sweet voice
女心は揺れ動いちゃう?
「クリスマス、ほんとに一人で過ごすわけ?」
「しょーがないじゃん、荒井さん大阪だし」
「ごめんね、一緒に騒げなくて」
「茜はどこ行くの?」
「彼がお店を予約してくれたから、食事するんだ。
なんか、テレビで何度も紹介された有名店なんだって」
「そっかー、楽しんできてね」
「花音も、自分にごほうびあげなよ」
クリスマスを一週間後に控えた日に、茜とランチしながら話していた。
だけど、荒井さんとはメッセージのやりとりもあまりなくて、電話もほとんどしてないことは、茜にも言えなかった。
荒井さんと私って、ほんとにつきあってるのかな。
ベタベタするタイプじゃないとは思ってたけど、ここまであっさりしてるとは。
駅やコンビニや商店街までクリスマスの装飾でいっぱいなのに、今の私にとってはクリスマスは関係ないイベントになってしまった。
「しょーがないじゃん、荒井さん大阪だし」
「ごめんね、一緒に騒げなくて」
「茜はどこ行くの?」
「彼がお店を予約してくれたから、食事するんだ。
なんか、テレビで何度も紹介された有名店なんだって」
「そっかー、楽しんできてね」
「花音も、自分にごほうびあげなよ」
クリスマスを一週間後に控えた日に、茜とランチしながら話していた。
だけど、荒井さんとはメッセージのやりとりもあまりなくて、電話もほとんどしてないことは、茜にも言えなかった。
荒井さんと私って、ほんとにつきあってるのかな。
ベタベタするタイプじゃないとは思ってたけど、ここまであっさりしてるとは。
駅やコンビニや商店街までクリスマスの装飾でいっぱいなのに、今の私にとってはクリスマスは関係ないイベントになってしまった。