sweet voice
仕方なく、タクシーをつかまえて私の部屋へ連れて行った。
伸二くんは、子どもみたいにスヤスヤ眠っている。
ネクタイが苦しそうで、そっと外した。
その時、伸二くんのスマホが鳴り、チラ見したら実家のお母さんからの『伸二、今日も遅いの?』というメッセージが表示されていた。
悪いとは思ったけど、心配かけるのも良くないかなと『今日は友達の家に泊まるよ』と返事をしておいた。
女友達の部屋に泊まるのは、間違いじゃないし。
シャワーを浴びて出てきたら、伸二くんはまだ熟睡していた。
スーツ姿で、ベッドに寝てる伸二くんを見てたら、弟を世話している気分になってきた。
伸二くんのために枕元にお水を置き、ベッドに寄りかかってテレビを観ていたことまでは覚えてる。
だけど、夢なのか現実なのかわからないけど、夜中に起きた伸二くんは、
「好きだよ、花音」
と言って、深いキスを何度もした。
私も手を伸ばし、それを合図に伸二くんは私を抱き寄せた。
伸二くんは、子どもみたいにスヤスヤ眠っている。
ネクタイが苦しそうで、そっと外した。
その時、伸二くんのスマホが鳴り、チラ見したら実家のお母さんからの『伸二、今日も遅いの?』というメッセージが表示されていた。
悪いとは思ったけど、心配かけるのも良くないかなと『今日は友達の家に泊まるよ』と返事をしておいた。
女友達の部屋に泊まるのは、間違いじゃないし。
シャワーを浴びて出てきたら、伸二くんはまだ熟睡していた。
スーツ姿で、ベッドに寝てる伸二くんを見てたら、弟を世話している気分になってきた。
伸二くんのために枕元にお水を置き、ベッドに寄りかかってテレビを観ていたことまでは覚えてる。
だけど、夢なのか現実なのかわからないけど、夜中に起きた伸二くんは、
「好きだよ、花音」
と言って、深いキスを何度もした。
私も手を伸ばし、それを合図に伸二くんは私を抱き寄せた。