sweet voice
「目つぶれ」
「えっ・・・うん」
拓海は、私の両手を握ると、右手だけ離した。
左手に、冷たくて固い感触を感じた。
「花音、結婚しよう」
そっと目を開けると、左手薬指に指輪がはめられていた。
信じられなかった。
まさか、今日プロポーズされるなんて。
「ありがとう」
そう答えて、うなずくのが精一杯だった。
「なんだよ、その顔」
いつのまにか、涙が流れていた。
「わ、わかんない、けど・・・嬉しいのは本当だから」
「そういう、感情が素直に顔に出るとこが、かわいいよな」
「な、なんで、そういうストレートなこと、言うかな?」
「なんだよ、素直に言いたいことを言ってるだけだろ」
「どんな顔していいのか、わかんないじゃん」
「そのまんまでいいんだよ、花音は」
「えっ・・・うん」
拓海は、私の両手を握ると、右手だけ離した。
左手に、冷たくて固い感触を感じた。
「花音、結婚しよう」
そっと目を開けると、左手薬指に指輪がはめられていた。
信じられなかった。
まさか、今日プロポーズされるなんて。
「ありがとう」
そう答えて、うなずくのが精一杯だった。
「なんだよ、その顔」
いつのまにか、涙が流れていた。
「わ、わかんない、けど・・・嬉しいのは本当だから」
「そういう、感情が素直に顔に出るとこが、かわいいよな」
「な、なんで、そういうストレートなこと、言うかな?」
「なんだよ、素直に言いたいことを言ってるだけだろ」
「どんな顔していいのか、わかんないじゃん」
「そのまんまでいいんだよ、花音は」