sweet voice
「体にだけは気をつけるのよ」
「拓海くんによろしくな」
「長い間、お世話になりました」
「花音・・・」
両親とも、少し涙ぐんでいた。
私も、少しうるうるしていた。
大阪へ行くのは、何度目だろう。
これからは、私の大阪生活が始まる。
まずは、婚姻届を出して、いろいろ変更の手続きをして。
落ち着いたら、部屋を片づけて、仕事を探そう。
新大阪駅に、新幹線が入っていく。
ホームに降り、愛しい人の姿を探す。
「花音、おかえり」
「ただいま。
これから、よろしくお願いします」
拓海が、いつものように手をつないでくれる。
私は、いつまでも二人でいられるように、願いをこめて握り返した。
○o。fin. 。o○
「拓海くんによろしくな」
「長い間、お世話になりました」
「花音・・・」
両親とも、少し涙ぐんでいた。
私も、少しうるうるしていた。
大阪へ行くのは、何度目だろう。
これからは、私の大阪生活が始まる。
まずは、婚姻届を出して、いろいろ変更の手続きをして。
落ち着いたら、部屋を片づけて、仕事を探そう。
新大阪駅に、新幹線が入っていく。
ホームに降り、愛しい人の姿を探す。
「花音、おかえり」
「ただいま。
これから、よろしくお願いします」
拓海が、いつものように手をつないでくれる。
私は、いつまでも二人でいられるように、願いをこめて握り返した。
○o。fin. 。o○