sweet voice
「ム、ムリです、ぜーったいにムリです!」
「そんな、全力で拒否らなくてもいいだろ」
「な、なんで、よりによって知り合ったばっかりの人の部屋に泊まらないといけないんですか?」
「だってさ、俺んちはこの駅の隣だし、部屋もキレイだし、なんもしねーし」
「なんもしないって、当たり前じゃないですか!」
「な、そうしろよ。
時間もったいねーし、決まりな」
車は静かに発進した。
イマイチ納得できないけど、確かに荒井さんちに泊まるのが一番ムダがない。
それに、荒井さんのプライベートを知るチャンスになるかも。
この歳になって、もう失敗したり傷ついたりしたくない。
荒井さんの声が好きなだけで、まあ外見もタイプだけど、でもやっぱり内面が大切なわけだし、ハッキリさせるにはいいのかもしれない。
「そんな、全力で拒否らなくてもいいだろ」
「な、なんで、よりによって知り合ったばっかりの人の部屋に泊まらないといけないんですか?」
「だってさ、俺んちはこの駅の隣だし、部屋もキレイだし、なんもしねーし」
「なんもしないって、当たり前じゃないですか!」
「な、そうしろよ。
時間もったいねーし、決まりな」
車は静かに発進した。
イマイチ納得できないけど、確かに荒井さんちに泊まるのが一番ムダがない。
それに、荒井さんのプライベートを知るチャンスになるかも。
この歳になって、もう失敗したり傷ついたりしたくない。
荒井さんの声が好きなだけで、まあ外見もタイプだけど、でもやっぱり内面が大切なわけだし、ハッキリさせるにはいいのかもしれない。