sweet voice
翌朝目を覚ますと、見覚えのない部屋に驚いてパニックになった。
記憶をたどっていき、荒井さんの部屋だと理解したとたん、昨日のキスの感触が戻ってきた。
あれから、キス以上のこと、しちゃったんだっけ?
そのへんは曖昧で、まったく覚えていない。
時計を見たら、6時すぎだった。
昨日借りた部屋着は着ているから、そのままベッドから起き上がってリビングへ向かうと、荒井さんがコーヒーを飲んでいた。
「お、おはようございます」
「おはよ」
「あの・・・昨日は、どうかしてました。
忘れてください」
「もしかして、覚えてないのか?
あそこまでして忘れてるってひどくねーか?」
「あそこまで、とは?」
「朝から何エロいこと考えてんだよ」
・・・事実を知りたいような、知りたくないような、複雑な気持ちだった。
記憶をたどっていき、荒井さんの部屋だと理解したとたん、昨日のキスの感触が戻ってきた。
あれから、キス以上のこと、しちゃったんだっけ?
そのへんは曖昧で、まったく覚えていない。
時計を見たら、6時すぎだった。
昨日借りた部屋着は着ているから、そのままベッドから起き上がってリビングへ向かうと、荒井さんがコーヒーを飲んでいた。
「お、おはようございます」
「おはよ」
「あの・・・昨日は、どうかしてました。
忘れてください」
「もしかして、覚えてないのか?
あそこまでして忘れてるってひどくねーか?」
「あそこまで、とは?」
「朝から何エロいこと考えてんだよ」
・・・事実を知りたいような、知りたくないような、複雑な気持ちだった。