sweet voice
社に戻り、仕事モードに切り替える。
仕事も8年目になると、たいていのことはできるし、後輩にも教えられるし、トラブルにも対応できる。
けど、今日のお昼明け、後輩がやらかしたミスには驚いた。
メーカーへ発注依頼をかける時は、バラではなくてケース単位で入力するのは基本中の基本なのに、バラで入力してしまった。
たとえば、5ケース100本のところ、100ケース2000本とか、ものすごい数量で入力してしまったのだ。
しかもそれを、たまたま病欠してた社員の代わりを任せていたから、3社にまたがってやってしまった。
「藤原さん、どうしましょう・・・」
半泣きで訴えてきた彼女に、
「どうしましょう、なんて言ってないで、すぐ先方に電話して、数量変更を依頼して」
「は、はい、わかりました!」
「じゃあ私はこっちに電話するから」
「すみません、お願いします」
こうして、普段かけない取引先に電話することになった。
仕事も8年目になると、たいていのことはできるし、後輩にも教えられるし、トラブルにも対応できる。
けど、今日のお昼明け、後輩がやらかしたミスには驚いた。
メーカーへ発注依頼をかける時は、バラではなくてケース単位で入力するのは基本中の基本なのに、バラで入力してしまった。
たとえば、5ケース100本のところ、100ケース2000本とか、ものすごい数量で入力してしまったのだ。
しかもそれを、たまたま病欠してた社員の代わりを任せていたから、3社にまたがってやってしまった。
「藤原さん、どうしましょう・・・」
半泣きで訴えてきた彼女に、
「どうしましょう、なんて言ってないで、すぐ先方に電話して、数量変更を依頼して」
「は、はい、わかりました!」
「じゃあ私はこっちに電話するから」
「すみません、お願いします」
こうして、普段かけない取引先に電話することになった。