sweet voice
今週末は、私は土曜がボランティアサークルで、日曜は伸二くんが先輩の結婚式で、会えないまま伸二くんはニューヨークへ出張に行ってしまう。
そして、来週の火曜日には、荒井さんと食事に行く。
荒井さんと約束をしてしまった気まずさからか、伸二くんへ電話をしようという考えが浮かばなかった。
だから、金曜のお昼に伸二くんから電話がかかってきた時は、少し驚いてしまった。
『しばらく会えなくなるから、今晩一緒に過ごしたいと思って』
伸二くん、ずいぶんストレートな言い方だなあ。
『うん、いいよ』
『花音さん、僕に会おうとか思ってなかった?』
『えっ、あ、うん・・・出張前で忙しいかと思ってたから』
『そっか、気をつかってくれてたんだ』
『えっ、まあ、一応?』
本当は、荒井さんとの約束で頭がいっぱいになってて、伸二くんのことを考えてなかったんだけど。
そして、来週の火曜日には、荒井さんと食事に行く。
荒井さんと約束をしてしまった気まずさからか、伸二くんへ電話をしようという考えが浮かばなかった。
だから、金曜のお昼に伸二くんから電話がかかってきた時は、少し驚いてしまった。
『しばらく会えなくなるから、今晩一緒に過ごしたいと思って』
伸二くん、ずいぶんストレートな言い方だなあ。
『うん、いいよ』
『花音さん、僕に会おうとか思ってなかった?』
『えっ、あ、うん・・・出張前で忙しいかと思ってたから』
『そっか、気をつかってくれてたんだ』
『えっ、まあ、一応?』
本当は、荒井さんとの約束で頭がいっぱいになってて、伸二くんのことを考えてなかったんだけど。