涙を流した次の日は
第1章 キミ
時間は何もかもを置いていく。

笑顔、悲しみ、涙、記憶、葛藤、孤独。

それが当たり前かのように…、僕はそこから動かない。動けないんじゃない、動かないんだ。

この心がそこにいたいと望むから。

僕はそれに従う。

そうやって、この3年間生きてきた。
なんの望みもなく…のうのうと生きてきた。
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