不器用過ぎた私たちは。。。。。
最初の過ち
「あの、星田さん。放課後美術室で待ってます。どうしても、伝えたくて。。。。。」
では。と言って走っていってしまう。
困るなぁ。
「華穂~遅れるよー。」「今行く~」
星田華穂。私には、好きな人がいるのに。
体育で移動教室だった。
まだ高校生になって3カ月。
遅刻する訳には行かない。
噂好きの友達が、駆け寄ってくる。
「さっきの告白!?も~今年で何回目!?羨ましい!」
大袈裟だよ~。と軽く流す。
でも本心は、当たり前でしょ。だ。
運動抜群。勉強完璧。先生には誉められて。
更には、抜けてるところもあるときたものだ。
勿論容姿も人並み以上なのは明確。
そんな私がモテモテなのは、自慢じゃなくて、当然。
でも。
本当に好きな人には、告白されてない。
好きな人にモテなきゃ意味ない。
校庭に出て、軽く2階を見つめる。
3-5のクラスだ。
私のクラスの1-5からは、真下で見えない。
神田遥は窓越しに空を見つめてる。
あっ。あくびした。
バスケ部、部長をやっている。
7月初めの暑さも、先輩のあくびで乗り越えられるよ。
不思議と笑みがこぼれる。
さぁ。頑張ろう。
では。と言って走っていってしまう。
困るなぁ。
「華穂~遅れるよー。」「今行く~」
星田華穂。私には、好きな人がいるのに。
体育で移動教室だった。
まだ高校生になって3カ月。
遅刻する訳には行かない。
噂好きの友達が、駆け寄ってくる。
「さっきの告白!?も~今年で何回目!?羨ましい!」
大袈裟だよ~。と軽く流す。
でも本心は、当たり前でしょ。だ。
運動抜群。勉強完璧。先生には誉められて。
更には、抜けてるところもあるときたものだ。
勿論容姿も人並み以上なのは明確。
そんな私がモテモテなのは、自慢じゃなくて、当然。
でも。
本当に好きな人には、告白されてない。
好きな人にモテなきゃ意味ない。
校庭に出て、軽く2階を見つめる。
3-5のクラスだ。
私のクラスの1-5からは、真下で見えない。
神田遥は窓越しに空を見つめてる。
あっ。あくびした。
バスケ部、部長をやっている。
7月初めの暑さも、先輩のあくびで乗り越えられるよ。
不思議と笑みがこぼれる。
さぁ。頑張ろう。