晴れのち曇り ときどき溺愛
会議では見城さんの仕事の内容把握と全員での協力体制の確立を主としていた。システム課では珍しく突発的に仕事を受注することになったとのことで納入までの期間も短いし、急に責任者に抜擢された見城さんを皆で支えることになっていた。私は資料集めだけど、井上さんも斉藤さんも自分の仕事の合間に手伝うことになっている。
「会議にはこれから諸住さんにも参加して貰う。パソコン内のポータルにあるメールで連絡をするので確認をすること。詳しくは井上さんに聞いて。じゃ、これで解散。諸住さんの歓迎会は斉藤が場所や時間のメールを送っているからそれも一緒に確認して貰いたい」
「わかりました」
会議が終わると下坂さんと見城さんは営業室を出て行ってしまった。斉藤さんは両手をグーッと上げ、伸びをしている。そして、井上さんは私の方を見てニッコリと笑った。
「じゃ、パソコンの中のポータルのことを教えるからパソコンを立ち上げてくれる?」
井上さんに言われる通りにパソコンを開くと画面の端に見慣れないアイコンがあり、クリックするとポータルが開き、そこにはメールだけではなく会社内の情報が随時に見られるようになっていた。
「会議にはこれから諸住さんにも参加して貰う。パソコン内のポータルにあるメールで連絡をするので確認をすること。詳しくは井上さんに聞いて。じゃ、これで解散。諸住さんの歓迎会は斉藤が場所や時間のメールを送っているからそれも一緒に確認して貰いたい」
「わかりました」
会議が終わると下坂さんと見城さんは営業室を出て行ってしまった。斉藤さんは両手をグーッと上げ、伸びをしている。そして、井上さんは私の方を見てニッコリと笑った。
「じゃ、パソコンの中のポータルのことを教えるからパソコンを立ち上げてくれる?」
井上さんに言われる通りにパソコンを開くと画面の端に見慣れないアイコンがあり、クリックするとポータルが開き、そこにはメールだけではなく会社内の情報が随時に見られるようになっていた。