晴れのち曇り ときどき溺愛
「半分くらい食べれる?二つ頼んで梨佳ちゃんが食べれる分だけ先に取って貰ったら残りは俺が食べるっていうのはどう?俺とシェアは嫌?」
どんどん魅惑的なお誘いになってくる。シェアは正直、躊躇する。でも、せっかく勧めてくれるのだからと思うと迷う。
「ありがとうございます。そんなことないです。でも、きっと食べたら歓迎会で何も食べれなくなると思うのでカプチーノだけでいいです。でも、大好きなので、今度、タルトを食べに来ます」
「わかった。…注文いいですか?」
傍を通りかかった店員さんを斉藤さんが呼ぶと、いきなり注文をしだした。
「ブレンドとカプチーノ。フルーツタルトは二つで、一個は半分に切り込みをいれてください。一つの皿に一個半。もう一つに半分を入れて持って来て貰えますか?」
「かしこまりました」
店員が行ってしまうと、斉藤さんはまたニッコリと笑った。
「半分は梨佳ちゃんの分だよ。それなら食べれるよね。俺は一個半くらいは食べれるから。食べれなかったら俺が二つとも食べるから大丈夫だよ」
「ありがとうございます。本当は食べたかったんです」
「それならよかった。楽しみだね」
どんどん魅惑的なお誘いになってくる。シェアは正直、躊躇する。でも、せっかく勧めてくれるのだからと思うと迷う。
「ありがとうございます。そんなことないです。でも、きっと食べたら歓迎会で何も食べれなくなると思うのでカプチーノだけでいいです。でも、大好きなので、今度、タルトを食べに来ます」
「わかった。…注文いいですか?」
傍を通りかかった店員さんを斉藤さんが呼ぶと、いきなり注文をしだした。
「ブレンドとカプチーノ。フルーツタルトは二つで、一個は半分に切り込みをいれてください。一つの皿に一個半。もう一つに半分を入れて持って来て貰えますか?」
「かしこまりました」
店員が行ってしまうと、斉藤さんはまたニッコリと笑った。
「半分は梨佳ちゃんの分だよ。それなら食べれるよね。俺は一個半くらいは食べれるから。食べれなかったら俺が二つとも食べるから大丈夫だよ」
「ありがとうございます。本当は食べたかったんです」
「それならよかった。楽しみだね」