晴れのち曇り ときどき溺愛
上司と同僚
私は琉生に会うのは今日ではなく明日にして貰おうと思った。歓迎会が楽しかった分、少し飲み過ぎていていて自分で部屋に帰るくらいしかエネルギーは残ってない。それに最後のデザートも美味しかった分お腹がいっぱいだった。
『お疲れ様。今、終わったけど少し疲れたから今日は帰るね。話は明日聞くから』
店の前では会計を終らせた下坂さんを待っての解散となるようだった。琉生からのメールの返事はまだ来ない。
「デザート美味しかったね」
斉藤さんは『スペシャルデザートプレート』をペロリと食べてしまい、その後にまたビールも飲んでいた。凄い食欲だと思いながらも私もデザートを楽しんだ。味はふんわりとした優しい甘さが特徴のイチゴのケーキのスポンジは口に入れると蕩けるように消えてしまう。アイスも舌の上で消えるし、軽い口当たりは私の別腹に入っていった。
「美味しかったです」
「梨佳ちゃんが居てくれて嬉しかった。美味しい物の共有は嬉しいよね。ウチの課でデザート食べるの俺だけなんだ」
「美味しくて最後まで食べちゃいました」
「デザートは別腹だよ」
『お疲れ様。今、終わったけど少し疲れたから今日は帰るね。話は明日聞くから』
店の前では会計を終らせた下坂さんを待っての解散となるようだった。琉生からのメールの返事はまだ来ない。
「デザート美味しかったね」
斉藤さんは『スペシャルデザートプレート』をペロリと食べてしまい、その後にまたビールも飲んでいた。凄い食欲だと思いながらも私もデザートを楽しんだ。味はふんわりとした優しい甘さが特徴のイチゴのケーキのスポンジは口に入れると蕩けるように消えてしまう。アイスも舌の上で消えるし、軽い口当たりは私の別腹に入っていった。
「美味しかったです」
「梨佳ちゃんが居てくれて嬉しかった。美味しい物の共有は嬉しいよね。ウチの課でデザート食べるの俺だけなんだ」
「美味しくて最後まで食べちゃいました」
「デザートは別腹だよ」