晴れのち曇り ときどき溺愛
「行きたい店があるから、そこにするって言ってた。新しく出来た店だから、よかったら接待に使いたいと言っていたから気にしないでいいと思う。遥にも拳の結婚のことをメールしたら、梨佳と結婚のお祝いを何にするか相談したいって言ってた。もしも明後日に何か用意するなら、俺のも一緒にしといて」
男の人に結婚のお祝いというのをしたことはない。こういうことは遥と相談するのがいいだろう。私よりも何か実用的なものも分かっているかもしれない。
「女の子なら花とか何かあるけど、拳に何をプレゼントしたらいいのか分からない。明後日までに決まったら準備するし、間に合わなかったら、結婚式までに準備するよ」
「何でもいいと思うけど、その辺は俺よりも梨佳や遥の方が分かるだろ。任せる。そろそろ俺も自分の席に戻る。溜まっている書類もあるんだ。それとさ…梨佳も仕事で困ったことがあれば遠慮するなよ。梨佳の相談には俺が乗る」
「うん。その時はよろしく」
「じゃ、明後日」
拳がこんなに早く結婚を決めるとは思わなかったというのも本音だった。私はプレゼントのことを相談するために携帯を取り出して、遥にメールを打つことにした。
『さっき琉生から拳の結婚の話と、お祝いの話を聞いた。プレゼントどうする?』
男の人に結婚のお祝いというのをしたことはない。こういうことは遥と相談するのがいいだろう。私よりも何か実用的なものも分かっているかもしれない。
「女の子なら花とか何かあるけど、拳に何をプレゼントしたらいいのか分からない。明後日までに決まったら準備するし、間に合わなかったら、結婚式までに準備するよ」
「何でもいいと思うけど、その辺は俺よりも梨佳や遥の方が分かるだろ。任せる。そろそろ俺も自分の席に戻る。溜まっている書類もあるんだ。それとさ…梨佳も仕事で困ったことがあれば遠慮するなよ。梨佳の相談には俺が乗る」
「うん。その時はよろしく」
「じゃ、明後日」
拳がこんなに早く結婚を決めるとは思わなかったというのも本音だった。私はプレゼントのことを相談するために携帯を取り出して、遥にメールを打つことにした。
『さっき琉生から拳の結婚の話と、お祝いの話を聞いた。プレゼントどうする?』