魅惑への助走
「いや、ブラウスよりもまだ下だよ」
「まさか……」
ブラウスよりさらに下に身につけるものだとしたら。
まさか……下着?
(そんなはずは……)
帰宅後速攻身につけていたものは脱いで、洗濯槽に放り込んで洗ったはず。
だけど……確証がない。
それから洗剤入れてスイッチ入れた後で寝てしまい、実際に干したのは起きて焼き肉屋で飲み食いして帰宅してから。
他の洗濯物も混ざっていたので、金曜日に着ていたものがどれかも分からないまま干していた。
まだ室内の物干し場に干したままになっているから、それを確認すればいいのだけど。
在宅中とはいえ、まさか上杉くんには頼めない。
電話すれば不可能ではないけれど、とても理由は言えないし、隠しても変に思われるのが明白。
「……」
頭の中であれこれ考えているうちに、帰宅して全て脱いだ際に、上下の下着をつけていたかどうかも不安になってきた。
家に帰るのに夢中で、もしかしたらホテルから出る際、身につけていなかったのかも?
それを葛城さんに拾われた……?
「まさか……」
ブラウスよりさらに下に身につけるものだとしたら。
まさか……下着?
(そんなはずは……)
帰宅後速攻身につけていたものは脱いで、洗濯槽に放り込んで洗ったはず。
だけど……確証がない。
それから洗剤入れてスイッチ入れた後で寝てしまい、実際に干したのは起きて焼き肉屋で飲み食いして帰宅してから。
他の洗濯物も混ざっていたので、金曜日に着ていたものがどれかも分からないまま干していた。
まだ室内の物干し場に干したままになっているから、それを確認すればいいのだけど。
在宅中とはいえ、まさか上杉くんには頼めない。
電話すれば不可能ではないけれど、とても理由は言えないし、隠しても変に思われるのが明白。
「……」
頭の中であれこれ考えているうちに、帰宅して全て脱いだ際に、上下の下着をつけていたかどうかも不安になってきた。
家に帰るのに夢中で、もしかしたらホテルから出る際、身につけていなかったのかも?
それを葛城さんに拾われた……?