優しく奪って
ニコニコしながら聞いてくる護君。
「えっと…それは…」
『光伸にさ、“護がいいらしい”って言われてすげー嬉しかったんだけど、どうして俺だったのかな〜なんて気になって来ちゃってさ。』
どうしよう。
生徒会役員だったから。
なんて言ったら、誰でも良かったのかって思われるよね?
あの中にいた誰とも一緒にいたくなくて言った言葉でした なんて言ったら…
絶対護君を傷つけちゃうよ。
『聞いちゃいけなかったかな?』
私が何も言えないでいるのを見て残念そうにいう姿に胸がチクリと音をたてる。
護君に残念そうな顔させちゃった。
「ごめんなさい…」
でも本当の事言って、嫌われたくないの。
「えっと…それは…」
『光伸にさ、“護がいいらしい”って言われてすげー嬉しかったんだけど、どうして俺だったのかな〜なんて気になって来ちゃってさ。』
どうしよう。
生徒会役員だったから。
なんて言ったら、誰でも良かったのかって思われるよね?
あの中にいた誰とも一緒にいたくなくて言った言葉でした なんて言ったら…
絶対護君を傷つけちゃうよ。
『聞いちゃいけなかったかな?』
私が何も言えないでいるのを見て残念そうにいう姿に胸がチクリと音をたてる。
護君に残念そうな顔させちゃった。
「ごめんなさい…」
でも本当の事言って、嫌われたくないの。