ねぇねぇ、聞いて。
「ん、・・・・・・・・律、・・・・・・希?」


寝言で律希の名前を呼んでいたことを私は知らなかった。


そして、それを聞いた律希の中で、私の存在が変わっていったのも知らなかった。


少しずつ、私達の中でお互いの存在が変わっていった。





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