ねぇねぇ、聞いて。

出会い

ジリジリと太陽が照らす。


お昼の2時頃に新幹線に乗って、今は4時。


２時間くらいでついてしまった。


第一印象、何にもない。


周りには畑、畑、森、山、川。


本当に田舎だー。


私はお母さんに貰った地図を頼りにおばあちゃんの家に向かっていた。


方向オンチ・・・・・・なんだけどなー。


大丈夫かな？


何分か歩いていると目印の郵便局が見えてきた。


そこを右に曲がって、4つめの赤い屋根の家。


らしいけど・・・・・・・家が無いよ。


遠くにやっと一つ見えるくらいで。


まだまだ歩かなきゃ行けないのかな？


私は水を飲んでまた歩く。


何分たったかな？


多分、10分は歩いてる。


すると赤い屋根が見えてきた。


私はちょっと早歩きになって進む。


すると、家の前に立っている人がいた。


私が近づくとこっちを向いて私をじっと見た。


もしかして、おばあちゃん？


「・・・・・・仁華？」


私は頷いた。


するとその人はニコッと笑って、


「ようこそ。待ってたよ。」


あっ、やっぱりおばあちゃんだ。

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