ねぇねぇ、聞いて。
翌日。


私はいつものように学校に行く。


机の上にはいつもはない落書きが。


ここまで来たか。


私は気にせず座る。


すると、いつもの女が私の前に来た。


「何その態度?昨日、あの子押し倒したんでしょ?悪いともなんとも思わないの?」


それはそっちでしょ?って思ったけど、なんせ声が出ないからね。


私が無言でいると女の子はバンッと机を叩いた。


「何とか言えよ!!本っ当にその顔がムカつく!!・・・・消えろ。消えろよ!!」


なんで、


そこまで言われなきゃいけないの?


私は立ち上がると女の子はびっくりした顔をする。


なんだ、


言うほど怖くないわ。


私はそのままバッグだけ持って屋上に行く。


はぁー、めんどくさい。


些細なことでここまで酷くなるなんて、誰も思わないでしょ?


私はお昼までぼーっと屋上で過ごして、教室にも戻った。


すると、


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