ねぇねぇ、聞いて。
第2章
声が出る毎日
「ねぇーねぇー、これってどうゆう意味?」
「んー?」
「だーかーらー、これ!教えてくれるって言ったじゃん!」
「うーん。」
「ねぇ!聞いてるの!?律希ーーー!!」
「あぁーーー!!なんだよ!!俺今やってるじゃん!!」
「だから、教えてって言ってるじゃん!!」
今は律希と勉強中。
苦手は生物を勉強してるけど、全然分かんない。
教えてくれるって言ったのに、律希は自分のことに夢中で全然聞いてくれない。
「だから、ここはこのページみれば分かるって。もし分かんなかったら、この参考書!分かった?」
「分かった・・・・・・・」
「なんでいじけてるの?」
私が口を尖らせて頷くと律希は困った顔をした。
「・・・・・律希が、構ってくれないから。」
「仁華って、実はおしゃべりだよね?声出なかったから分かんなかったけど。」
「じゃあ、もう喋んない。声出ない方がいいんでしょ?」
私がそっぽ向くと律希は困ったように頭をガシガシかく。
「あー!分かったよ。ごめんって。な?ちゃんと聞くから。」
「んー?」
「だーかーらー、これ!教えてくれるって言ったじゃん!」
「うーん。」
「ねぇ!聞いてるの!?律希ーーー!!」
「あぁーーー!!なんだよ!!俺今やってるじゃん!!」
「だから、教えてって言ってるじゃん!!」
今は律希と勉強中。
苦手は生物を勉強してるけど、全然分かんない。
教えてくれるって言ったのに、律希は自分のことに夢中で全然聞いてくれない。
「だから、ここはこのページみれば分かるって。もし分かんなかったら、この参考書!分かった?」
「分かった・・・・・・・」
「なんでいじけてるの?」
私が口を尖らせて頷くと律希は困った顔をした。
「・・・・・律希が、構ってくれないから。」
「仁華って、実はおしゃべりだよね?声出なかったから分かんなかったけど。」
「じゃあ、もう喋んない。声出ない方がいいんでしょ?」
私がそっぽ向くと律希は困ったように頭をガシガシかく。
「あー!分かったよ。ごめんって。な?ちゃんと聞くから。」