小さなポケット一杯の物語
『あなたは、前世での善が足りず、それを補うためにこの世にきている。
これまであなたも心の修業を充分に積んでこられた。
そこで今日からは私の代わりにこの神社の神主を務めてほしい。』

とな。
ワシはそれまで自分があの世から来た者で人間ではない事を知らなかったのじゃ。
だから、普通の人間のように恋をする事も、家庭を持つ事も許されぬと聞かされた時はそれはそれは辛かった。
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