小さなポケット一杯の物語
でも今年は…今年はいない。
神様に一目でわかるように書いた金色の短冊…。
どうしても願いを叶えいから金色の短冊にしたの(。_。)でも届かない。

『お願い!お兄ちゃん、帰ってきてよぉ!!』

茜はその場に泣き崩れちゃった。

『大丈夫ですかぁ。』

その瞬間、女性の優しい声が茜の耳をかすめたの。
< 17 / 148 >

この作品をシェア

pagetop