小さなポケット一杯の物語
でも、友達と話してるうちに次第に明るい茜に戻る事が出来て、そのバカげた話も頭の片隅へと追いやられてたみたい。
大学から帰ってきて、カバンをベッドに投げ出した時に、やっと、今朝の出来事を思い出したから。

『あっ!そういえば!』

茜は、カバンの中から早速竹の筒を取り出してみたの。

『こんなんで本当に願いが叶うのかなぁ。』
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